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2011年06月29日

6/28(火)SOUTHERN ROCK〜MARSHALL TUCKER BAND

昨日は火曜日なので、
SOUTHERN ROCKやSWAMPなどの土臭い音楽の日でした。

最近、音楽記事が少なかったので、
軽めに何か書こうと思って、昨日かけた中から
MARSHALL TUCKER BANDを選びました。

言うまでもなく、サザン・ロックの代表的バンドで、
サザン・ロックの本家、CAPRICORNレーベルのアーチストです。

ギターとヴォーカルのTOY CALDWELLの色が強いバンドですな。
ベースのTOMMY CALDWELLは兄弟。

オレがMARSHALL TUCKERをいいと思ったきっかけは、
ひょんなところにありました。
昔、「8.8.ROCK DAY」に出たり、見に行ったりする中で、
印象的なMARSHALL TUCKER BANDのコピーバンドがいたのです。
彼らは確か、少なくとも2年連続で大阪のB-ブロック大会まで進んでいたはず。
御堂会館で彼らの演奏を何度か見たはずです。
記憶が正しければ、バンド名は「しんいちろうバンド」(漢字は忘れた)
彼らが演っていた「Can't You See」を聴いて、
本物を聴きたくなったと記憶しています。

もっとも、後々にSOUTHERN ROCKにはまっていた時期があったので、
ほとんどのレコードはその頃手に入れたんですが...

彼らの音楽は、カントリーの要素が強い。
ウエスト・コースト系のアーチスト達にも
カントリー要素を強く出している人たちは多いですが、
(POCO、NITTY GRITTY DIRT BAND、GRAM PARSONS、
もちろんFLYING BURRITO BROTHERS、CCRなどいくらでもいる)
MARSHALL TUCKER BANDはカントリーを
SOUTHERN ROCKで表現した、と思っています。

ところが、この「カントリー臭い」というのが曲者で、
なかなか世間に受け入れられにくい。
オレはカントリーも好きなので拒否反応はゼロですが、
レコード会社の人たちは、「カントリー」という表現を嫌った気配がある。
そこでキーワードとなる別表現が「牧歌的」というやつです。
4枚目のアルバム、
【SEARCHIN'FOR A RAINBOW】のライナーに面白い表現があります。

「そしてカントリーと言い切ればいいものを
牧歌的な魅力云々の一言で済ましてしまう神経には参ってしまう。」

「いかにオールマン・ブラザーズ・バンドの弟バンドかということを説くと同じように
彼らのカントリー・サイドをも公平に聞きとってくれなくては困るのだよ。」

それを読んだ時、すごく印象に残った。そうだそうだ!と思った。
なので覚えていたのです。

彼らは80年代以降くらいには、ますますカントリー色を強め、
というか、カントリー・バンドになりました。
Billboardではカントリーチャートに載っていたと思います。

サザン・ロックとして聴くには、やはり初期の7〜8枚、
CAPRICORN時代がオススメ。
ワーナーに移籍してからはカントリー、という目安でしょうか。

何曲か探してみます。

1stアルバム
【MARSHALL TUCKER BAND / THE MARSHALL TUCKER BAND】

MARSHALL TUCKER BAND THE MARSHALL TUCKER BAND.jpg

の、代表曲。「Can't You See」
↓↓↓
http://youtu.be/X4-a8zh0m9c

4枚目、
【MARSHALL TUCKER BAND / SEARCHIN' FOR A RAINBOW】

MARSHALL TUCKER BAND SEARCHIN' FOR A RAINBOW.jpg

から、「Fire on the Mountain」



6枚目、
【MARSHALL TUCKER BAND / CAROLINA DREAMS】

MARSHALL TUCKER BAND CAROLINA DREAMS.jpg

から、「Fly Like An Eagle」
昨日はこれを聴きました。
↓↓↓
http://youtu.be/7ErrJnFRy70

MARSHALL TUCKER BANDはたまにリクエストがありますが、
それほど頻繁ではないです。
お店のレコードを確認すると、LPが10枚ありました。
聴きたい方、言って下さいね!
posted by ロックキッチン1984 at 20:39 | Comment(4) | 火曜・・・サザンロック・スワンプ
この記事へのコメント
このアルバム「CarolinaDreams」・・・中学の時ジャケ買いでしたが気に入ってよく聞いてました。少しジャジーなフィドルやピアノの参加曲が好きで、当時今ほど情報もないしアメリカ南部についても知らなかったけどその雰囲気にひかれてました。
Posted by ラムジー at 2011年10月01日 18:34
中学時代に聴かれていたとは...
感心いたします。

私は限られたお小遣いの中、
MTBはどうしてもABBやLYNYRDより
後回しになってしまいました。
LPは大人になってから揃えましたね。
Posted by ちぬきち at 2011年10月01日 19:29
はじめまして。59年生まれ=サザンロック真っ只中世代です。大学の頃、カントリーロックのバンドをやっていました。PPL、CCRと並びMTBは、我々の好餌。中でも2ndのスケール豊かな音づくりが大好き!!!
ちなみにトイ・コールドゥェルの音は、後年SRVで知られることとなったテイァドロップのピックの丸い方を使い基本ダウンのみで凶悪ハーモニクス、という手癖で変態オヤジどもに好評を博していました・・・
Posted by goidtop at 2011年11月14日 19:56
コメントありがとうございます。

え?丸い方で弾いてたんですか。
知らなかった...
ハーモニックス...なるほど。
横浜でしょうか、
遠方ですが機会があれば火曜日ぜひ一度
いらして下さいませ。
Posted by ちぬきち at 2011年11月14日 23:14
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