SOUTHERN ROCKやSWAMPなどの土臭い音楽の日でした。
最近、音楽記事が少なかったので、
軽めに何か書こうと思って、昨日かけた中から
MARSHALL TUCKER BANDを選びました。
言うまでもなく、サザン・ロックの代表的バンドで、
サザン・ロックの本家、CAPRICORNレーベルのアーチストです。
ギターとヴォーカルのTOY CALDWELLの色が強いバンドですな。
ベースのTOMMY CALDWELLは兄弟。
オレがMARSHALL TUCKERをいいと思ったきっかけは、
ひょんなところにありました。
昔、「8.8.ROCK DAY」に出たり、見に行ったりする中で、
印象的なMARSHALL TUCKER BANDのコピーバンドがいたのです。
彼らは確か、少なくとも2年連続で大阪のB-ブロック大会まで進んでいたはず。
御堂会館で彼らの演奏を何度か見たはずです。
記憶が正しければ、バンド名は「しんいちろうバンド」(漢字は忘れた)
彼らが演っていた「Can't You See」を聴いて、
本物を聴きたくなったと記憶しています。
もっとも、後々にSOUTHERN ROCKにはまっていた時期があったので、
ほとんどのレコードはその頃手に入れたんですが...
彼らの音楽は、カントリーの要素が強い。
ウエスト・コースト系のアーチスト達にも
カントリー要素を強く出している人たちは多いですが、
(POCO、NITTY GRITTY DIRT BAND、GRAM PARSONS、
もちろんFLYING BURRITO BROTHERS、CCRなどいくらでもいる)
MARSHALL TUCKER BANDはカントリーを
SOUTHERN ROCKで表現した、と思っています。
ところが、この「カントリー臭い」というのが曲者で、
なかなか世間に受け入れられにくい。
オレはカントリーも好きなので拒否反応はゼロですが、
レコード会社の人たちは、「カントリー」という表現を嫌った気配がある。
そこでキーワードとなる別表現が「牧歌的」というやつです。
4枚目のアルバム、
【SEARCHIN'FOR A RAINBOW】のライナーに面白い表現があります。
「そしてカントリーと言い切ればいいものを
牧歌的な魅力云々の一言で済ましてしまう神経には参ってしまう。」
「いかにオールマン・ブラザーズ・バンドの弟バンドかということを説くと同じように
彼らのカントリー・サイドをも公平に聞きとってくれなくては困るのだよ。」
それを読んだ時、すごく印象に残った。そうだそうだ!と思った。
なので覚えていたのです。
彼らは80年代以降くらいには、ますますカントリー色を強め、
というか、カントリー・バンドになりました。
Billboardではカントリーチャートに載っていたと思います。
サザン・ロックとして聴くには、やはり初期の7〜8枚、
CAPRICORN時代がオススメ。
ワーナーに移籍してからはカントリー、という目安でしょうか。
何曲か探してみます。
1stアルバム
【MARSHALL TUCKER BAND / THE MARSHALL TUCKER BAND】

の、代表曲。「Can't You See」
↓↓↓
http://youtu.be/X4-a8zh0m9c
4枚目、
【MARSHALL TUCKER BAND / SEARCHIN' FOR A RAINBOW】

から、「Fire on the Mountain」
6枚目、
【MARSHALL TUCKER BAND / CAROLINA DREAMS】

から、「Fly Like An Eagle」
昨日はこれを聴きました。
↓↓↓
http://youtu.be/7ErrJnFRy70
MARSHALL TUCKER BANDはたまにリクエストがありますが、
それほど頻繁ではないです。
お店のレコードを確認すると、LPが10枚ありました。
聴きたい方、言って下さいね!